衛星打ち上げにも携わった次は
データサイエンティスト

井上 翔太 (大阪大学大学院)

2018年入社 | データビジネス事業部 データサイエンス&エンジニアリング室

2018年に大学院(博士課程)卒として新卒入社し、データビジネス事業部でビッグデータの分析やDMPツールのマーケティングオートメーションシステムの設計に携わる井上。大学院生時代には科学衛星の打ち上げプロジェクトに携わり、第一線の研究を行うなどアカデミアキャリアを歩んでいた彼が、Supershipを選んだ理由とは?

衛星打ち上げプロジェクトに
打ち込んだ学生時代

学生時代は、博士課程に進学して科学衛星の打ち上げに携わっていました。数百人が関わる国家的なプロジェクトで、僕の担当は衛星に付ける観測機周り。打ち上げ前の各種試験を通して、開発した観測機が設計通りの性能を発揮しているか評価する役回りを担っていました。学生ではありますが、関わる人は官民問わず社会人がほとんどで、全体で何百億円が投じられたプロジェクトだった為、気持ちとしてはほぼ仕事と変わらず相応の責任感を持って取り組んでいました。特に組織運営やリスク管理については、あの年齢であの規模の組織に関われた経験は大きく、おかげで会社に入ってからもそれほどギャップは感じていません。

衛星の打ち上げ、運用を経験した後も、アメリカに研究留学するなど、研究には本気で打ち込んでいたのですが、この分野は自分なりにはやりきったという感覚がありました。学んだことを別の分野で活かしてみたいと思い民間就職を考えたのが、2017年の夏頃です。やるなら旬なテクノロジーに関わりたいと思って、人工知能やビッグデータに関連する事業を行っている会社を受けました。何社か内定をいただいたのですが、最終的には活用できるデータの質や量が決め手となってSupershipへの入社を決めました。データサイエンティストが活躍する会社はたくさんありますが、多くの場合、顧客企業の持つデータを読み解いていくのが仕事です。Supershipの場合は、自社で提供する広告配信サービスから得られるデータや、関連会社から提供されるデータなども参照できる為、解析の精度や、活用法の幅広さという点で、他社にはない強みがあると感じました。

データの有用性を、
すべての人に届ける。

入社後は、ビッグデータの分析やDMP(データマネジメントプラットフォーム)のマーケティングオートメーションシステムの設計に携わっています。今メインで担当しているのは、FortunaというDMPでデータを統計的に処理する機能の導入です。事業にデータを活用しようという考えは一般化してきましたが、企業によっては担当者に統計学の専門知識がないことも珍しくありません。専門知識がなくても理解していただける様な直感的に統計的な判断ができるインターフェイスを設計しています。

データの魅力は、言いたいことの後ろ盾になってくれること。単なる推測では、たとえ正しい主張でも机上の空論だと思われてしまいますが、データがあることで、真実味をもって受け入れられます。僕自身、研究者時代は理論科学者ではなく実験科学者だったこともあり、裏付けとしてのデータを大事にしたいなと思っています。ただのジグザグしたグラフに見えても、読み解いていくと意味のある示唆がある。その有用性を、知見がない人にも実感してもらえるようにしたいですね。

仕事をしていてやりがいを感じるのは、新しいアイデアを出し、それが形にできた時です。今後、業界にインパクトを与えるようなものがつくっていけるといいなと思っています。社内は風通しが良く、1年目の僕の意見でも公正に判断してもらえます。上司や同僚に理不尽だと感じることもありません。これまで世界で活躍する研究者たちと接してきましたが、社内の人たちは、彼らと同様にロジカルで、端的に言うと頭のいい人が多いと感じています。

博士課程で学んだ問題発見・解決力は、
企業でも活かせる。

これからの目標は、データサイエンティストとして、何かの領域で名の知られた存在になることです。その領域に関することなら、まずは井上に聞いてみようと思われるような、第一人者になりたいと思っています。データサイエンスに携わってみて思うのは、まだまだ新しい分野で、活用範囲もどんどん広がっている途中なので、ただ仕事を待っている姿勢では活躍しづらいということ。こう動けば、こんなことができるはず、と自分で考えてアクションする必要があります。どの問題にどう取り組むべきか、自分で決めること、未解決の問題に直面しても、解法が見つかっていないだけでどうにかすれば解けるはず、解けない問題はないと信じること、問題発見力、問題解決力が大事なのではないでしょうか。 研究に本気で取り組んでいた人、特に博士号を取得している人は、その過程でそういった能力が鍛えられていると思います。最先端の論文を日常的に読み、自分の研究テーマを自分で決め、取り組むという過程は、まさに問題の発見と解決そのものです。多くの研究は大人数で分担・協力して行うので、その点でもチームで進める仕事と似ています。博士課程に在籍していて、民間企業への就職に対して不安がある方もいるかと思いますが、学んだことが活かせる部分はたくさんあります。少なくとも、Supershipはそうですし、すでに成熟した産業ではなく、これから伸びる未発展の分野という点も、研究者マインドに合うと思います。

井上 翔太 (大阪大学大学院)

2018年入社データビジネス事業部 データサイエンス&エンジニアリング室

大阪大学大学院卒業後、2018年、新卒入社(博士課程卒)。データビジネス事業部にて、ビッグデータの分析やDMPツールのマーケティングオートメーションシステムの設計に携わる。学生時代は宇宙地球科学専攻で、科学衛星の打ち上げプロジェクトにも参画した。

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